レッドブルの盗難トロフィー発見に思う、高校野球優勝旗盗難事件と… [ニュースネタ]
レッドブル(Red Bull)のトロフィーが見つかってよかったですね。
出典：イギリス BBC NEWS 電子版 BBC.com ２０１４年１２月１６日
http://www.bbc.com/news/uk-england-beds-bucks-herts-30503589
レッドブルレーシングのファクトリーから盗難にあった、
６０個以上ものトロフィーのうち２０個がファクトリーから
１２０km近く離れた湖から見つかったそうです。
展示されていたトロフィーの多くは実はレプリカだったとのことで
あまり価値はなかったようです。
犯人はその事実を知って廃棄したのでしょうか？
早く犯人が捕まって、このレッドブルトロフィー盗難事件が解決することを祈ります。
今後のイギリス警察の捜査を見守っていきましょう。
僕がこの事件を聞いて、真っ先に思い出したのは高校野球優勝旗の盗難事件です、
深紅の大優勝旗→盗難→発見
昭和２９年にあった実話です。
簡単に説明しましょう。
１９５４年、昭和２９年に開催された夏の全国高校野球選手権大会に優勝した
愛知県の中京商業高校（現・中京大中京高校）が保管していた深紅の大優勝旗が、
１１月に同校から盗まれるという、前代未聞の事件が発生しました。
盗難から８５日が経過した２月。
中京商高校から６００メートルほどにある、とある中学校の校舎内床下から
発見されました。犯人はついに見つからずじまい。
迷宮入りしてしまい、今となっては知るすべもありません。
高校野球の優勝旗盗難といえば、僕たち昭和３０年代生まれのオッサン
としては、水島新司先生原作の野球漫画ドカベンは避けて通れないですね。
この漫画でも深紅の大優勝旗は、盗難被害にあっています。
主人公・山田太郎らのいる明訓高校（神奈川県代表）は第５６回夏の全国高校野球選手権大会へ出場。
坂田三吉（通天閣高校）、犬飼小次郎（土佐丸高校）、緒方勉（いわき東高校）らの強豪を破って、
見事に深紅の大優勝旗を勝ち取りました。
翌春の選抜高校野球大会出場の参考となる関東大会へ進出したときに事件は発生しました。
なんと、クリーンハイスクール（千葉県代表）の校長と教頭の２人が悪知恵を働かせて、
盗難騒ぎに乗じて明訓高校が負けるように画策しました。
結果は実行犯が記憶喪失の山田太郎に返却して、チームも無事に勝利をおさめる…
とかなんとか、そんなお話だったと思います。
２０１４年のこの夏、一番の話題となったのは、まんだらけの鉄人２８号盗難事件でしょう。
漫画の古書を主に販売しているまんだらけの中野店から、鉄人２８号のブリキ製おもちゃが盗難にあいました。
犯人は質屋にいれていましたが、最終的には逮捕。販売価格２７万円もしたこのおもちゃは、無事にまんだらけへ戻ってきており、
万引き事件も解決しました。
こちらは防犯カメラに写っている犯人の映像の公開をめぐって、その是非が問われた事件でもありました。
僕個人的には出張先のニューヨークで財布盗難事件に遭遇しました。
JFK空港からマンハッタンのホテル前へ向かったときに
下車するときに財布を盗まれました。
１９９６年２月、真冬のニューヨークでした。
中身の紙幣はすべて引き抜かれて、国際免許証やパスポートは戻ってきたというお話。
これは今後、アメリカはじめ海外へ出張するビジネスマンや観光客の方にも参考になる
と思いますので、詳細はまたの機会にお話しさせていただきます。
いま振り返っても、巧妙な手口でした。
もしかしたら、あれ以降もかなりの日本人が同じ被害に遭われているかも知れません。
ではまた、お会いしましょう。
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